梅雨時期に役立つ!室内湿度の快適な維持方法
2024/06/29
目次
今年も梅雨の時期がやってきました。
梅雨時期は、室内の湿度が高くなり、嫌なムシムシ感やカビなど、さまざまな不快な症状があらわれます。ジメジメとする梅雨を乗り切るために、湿度を調節して快適な空間をキープしましょう。今回は、室内を快適に保つ方法を薬剤師目線でご紹介します。
適切な温度と湿度をキープ
湿度が上がる梅雨の時期。特に、室内の湿度が高いとストレスを感じるだけでなく、カビやダニなどが繁殖します。まずは室内の空気をこまめに入れ替えるようにしましょう。窓を開けることで室内の湿気を逃がし、新鮮な空気を取り入れることができます。特に、朝晩の涼しい時間帯や風のある日に開けると、室内がサッパリするのでおすすめです。ただし、花粉症などのアレルギーのある人は、風の強い日などは避けましょう。湿度が60%以上になるとカビやダニが発生しやすくなるため、室内の温度と湿度を常にチェックしながら、50%前後を目安に調整してください。
快適な室内空間で心地良く過ごそう
空調設備を利用し、風量と温度を調節するのもポイントです。加湿器もその中の1つですが、使い方には注意が必要です。加湿器は、湿度を上げ乾燥を防ぐアイテムですが、一度に大量の水蒸気を出すのは避けましょう。また、加湿器の水は定期的に交換し、清潔な状態に保つようにしてください。不潔な水を使用すると、逆にカビや菌などの繁殖につながります。
室内の湿度は、健康や生活環境に大きく影響します。健康であり続けるためにも、室内環境を整えつつ、毎日の健康チェックはもちろん、定期的に医師の診断を受けるようにしましょう。