口内炎
2024/04/09
口内炎とは
口内炎とは、口内の粘膜に炎症が起こる症状の総称。
頬の内側や舌、唇など口内のあらゆる粘膜にできる可能性があります。痛みや不快感があり、食事や会話に支障をきたすことがあります。
口内炎の原因
口内炎の原因は、ほこりや細菌感染、生活習慣などさまさま。はっきりとした原因はわかっていません。
一般的に考えられる原因は
ストレス・栄養不足・口の中を噛む・病気の影響など
ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか原因不明な場合もあります。 他の病気の一症状として口内炎が起こる場合もあるので、注意が必要です。
口内炎は通常1週間程度で自然に治りますが、2週間以上治らない場合は、歯科口腔外科を受診しましょう。症状がひどい場合や、発熱などの症状がある場合も受診を検討しましょう。口内炎の原因がはっきりしている場合は、抗菌剤やウイルスの増殖を抑える薬を用います。また、口内炎は歯や口腔内の環境によって起こる物も多くあるため、歯科を受診すると適切なアドバイスを受けることができます。
口内炎になったら
口内炎を早く治すには
①ステロイド軟膏や痛み止めなどの薬を塗る
②ビタミン剤やトローチを内服する、うがい薬を使用する
③口内炎を悪化させやすい食べ物や飲み物を避ける
・香辛料(唐辛子・胡椒・カレー粉など)が効いている食べ物
・酸味が強い食べ物(酢の物・トマト・イチゴ・レモン・キウイフルーツなど)
・酸味の強い飲み物(オレンジジュース・グレープフルーツジュースなど)
・固くて乾燥している食べ物(せんべい・クラッカー・トースト・フランスパンなど)
・熱い食べ物(口の中をやけどさせている可能性があります)
・塩辛い食べ物(味付けが普段濃い方は特に注意が必要です)
・アルコール類(口内を乾燥させ、炎症を悪化させることがあります)
④ 口腔内を清潔に保つ
⑤ 口腔内の乾燥を防ぐ
⑥ 栄養バランスのとれた食生活を送る
⑦ 日常生活でのストレスを減らす
【おすすめの医薬品】
サンスター「ガム・メディカルペーストEX」
1日2〜4回、適量を患部に塗れば、抗炎症剤グリチルリチン酸ニカリウムが辛い口内炎症を最小限に抑えます。また高い殺菌力を持つ殺菌剤セチルピリジニウムを配合、直接歯周病菌を殺菌し増殖を防ぐとともに、組織修復剤パンテノールが歯茎や口内粘膜の修復力を高めます。
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口内炎の予防策
① 口内を清潔に保つ:口内を清潔に保ち、粘膜を傷つけないようにする。
② 栄養バランスのよい食事をとる:ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、鉄、亜鉛などの栄養素が有効です。
② 規則正しい生活を送る:不規則な生活や食生活の偏りを減らしましょう。
④ 適度な水分補給で口腔内の乾燥を防ぐ:口の中が乾いていると粘膜の免疫力が低下し、口内炎になりやすいといわれています。
⑤ 疲労やストレスをためないよう工夫する:ビタミンC→ストレスや風邪などの病気に対する免疫力を高める働きがある。
⑥ 口呼吸に注意する:口呼吸に注意しましょう。
⑦ 義歯を清潔に:化学的洗浄剤を使って清潔に保つ
⑧ 矯正器具:口内が傷つけたり、歯磨きが上手くできず不衛生になる。歯科医院に通って定期的なお掃除をお勧めします。