💊薬剤師が教える身になるミニコラム💊
「年末年始に気をつけたいこと」
②暴飲暴食

12月は仕事が忙しいだけでなく、忘年会やイベント事も多く、食事のバランスが崩れ、胃腸に負担がかかりがちです。
胃腸が正常な状態を保てないと、体調を崩したり胃腸の病気にかかったりする可能性が高まります。

胃のムカつきや胃もたれが慢性化した時、発症する可能性が高いのが「急性胃炎」や「急性胃腸炎」です。

■急性胃炎
胃痛や吐き気、嘔吐、膨満感などの自覚症状が現れます。
通常時の胃は、強力な胃酸から胃粘膜を守るため胃粘液が分泌され、バランスが保たれています。しかしバランスが崩れると、胃酸が過剰に分泌されて胃の粘膜が傷つき、急性胃炎を発症します。
慢性化すると胃潰瘍などを引き起こし、長期的な治療が必要なケースもあるので注意が必要です。

■急性胃腸炎
激しい下痢や嘔吐、発熱、悪寒、倦怠感などの症状が現れます。
ウイルスの感染が原因ですが、疲労やストレスで免疫力が落ちると発症しやすくなるので注意が必要です。

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